目の前に広がる展望がおよそやって来ないような、終わり無きブナ林のあしもとをただただてくてくと歩きたく、笹尾根にゆく。 バスを一人降りたあとも、山のなかで人に遭うことはなかった。 寄ってくるのは虫たち。聞こえるのはその羽音または鳥や風が木をゆ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。