ぐるりのこと

ぐるりのこと』をDVDで見た。夫婦が悲しみを共にしてより強く深くつながっていく話。
私にはよく分からないというか、届いてこなかった。夫婦を知らないからだろうか。誰か他人と暮らす、ということを知らないからだろうか。
大きな悲しみが日常に非日常としてやってきて、そしてようやく日常に新しい光が射す、みたいなのは、どうしても信じられない、というか信じたくない。
悲しみはいつも日常にある。うれしいもあるけど、悲しいも同じくらいある。背中合わせにある。
ほんとは、毎日ひとりおもうそういうのを誰か大切な人と共有して悲しいときは肩をぽんぽんとし、うれしい時に微笑み返しがあるのがしあわせと思う。
そういう風に生きていけたら良いのにな。。