ごはんサンド

一日吉祥寺に居ることになる日が決まっていて、その理由となる予定の合間にのんびりすることを考えるのを楽しみながら当日を迎えたところ、まったくのんびりする余裕が無く終了してしまった。空色のなかを散歩したり、道すがら美味しい何かを見つけてその辺に座って食べたり、できそうな晴天だったのになぁ。
でもふだん自分ひとりでは入らない店でごはんを食べた。ラーメン屋。餅はつくづく餅屋だ。ラーメン好きにしてみれば中の上か中の中くらいの味だったかもしれないけれど、わたしには極上に感じられたのは、ラーメンしか出さない店でラーメンを食べたことが大きい。背脂をスープに入れるため、目の前で背骨をばきばき両手で折って大きな鍋に投入していた。まるで工場。ああ、また行きたいラーメン専門店!そして麺にスープの脂が絡み付いて口のなかでねっとりするくらいの、食べてみたい!床も脂でつるつるしているような。二度目は無いなと思いながら店を出ることになってもいい。いっかいそんな位に脂っこいラーメンを食べてみたいなぁ。どこだろ。

用事→外でパン→用事→喫茶店で珈琲→用事→ラーメン→用事→ビールを一杯だけ
用事とごはんのサンドイッチだったなぁ。

☆★

気分屋さんとつきあう、向き合う方法は、のんびり待つこと。のんびり待つにはその人のことが大切でなくてはならず。でもそれは問題なくパスしているから、まあのんびり待っていよう。