熊野メモ1

10/18 肉豆腐を作った。焼き豆腐で。おいしい。

熊野メモ1◎到着した日(10/13)
和歌山は新宮に到着。駅前の喫茶店でトーストと珈琲。入ってくるお客さんは皆知り合いらしい。見慣れない私にどこから来てどこに行くのかを聞く。速玉大社に行って三輪崎へ向かい、今日は那智で一泊し、翌日から二日かけて大雲取、小雲取を経て本宮に行くと答える。すると神倉神社はぜひ行っておくと良いと言われる。火祭りに毎年来る人が一度訪ねたら二度は行くという。
地元の人の言葉だけに説得力があり、最初神倉に向かう。永遠に続きそうな石段に汗をぽたぽた落としながらてっぺんへ。日本書紀によると神様が一番最初に到着した場所とのこと。その割にこじんまりしていて良かった。
無事到着のお礼をして速玉大社へ。こちらは必要なくらいの無骨さがなくて、すっきりと壮大なしつらえが味気ない。外に蜜柑と梅干などを売りに出している露店があり試食。梅干しがすこぶる美味しくて(きっとさっきたくさんかいた汗のこともあり)、その後三日間ことあるごとにこの梅干しのことを思い返していた。阿須可神社に寄り、時間切れで三輪崎までは歩かず電車に乗り、那智へ。民宿に向かう。
平日で空いている。那智の滝がよく見えるお部屋に案内されてうれしい。夕食もとても美味しかった。名物のさんま寿司、マグロのお刺身、鮎の塩焼き、貝ひものつくだ煮、蕎麦など。「長男を外でちゃんと料理の修業に出した」とおじさんが自慢げに話していたのがかわいらしい。ビールはグラス一杯にして、冷酒に変える。たくさん食べてから飲んだから、丁度いいくらいにしか酔わずに布団でぐっすりと寝た。