雑記

晴天。
今年の年末は早めに名古屋の実家に戻って過ごすことにした。2011年。もしかしたらいつだってそうかもしれないけれど、この年末のことを、特にこれといったきっかけもなく、ふと思い出す、ことになるのではないかと、この年末がくることができるだけ先延ばしになったらいいのにと思う。
つい無駄に過ごしてしまうような、過ごせてしまうような時間の方がよっぽどしあわせなのかもしれない。
特別な時間かもしれないと、目の前を流れるひと粒ひと粒の時間をじっと確かめるように眺めたりしませんように。振り返った時に、ああ、あのときもっと、と少しの後悔や痛みと一緒にその時が浮かんでくる、そのくらいのあっけらかんでいることを手綱に。


雲ひとつない冬の晴天。低山の紅葉も終盤を迎えるから、久しぶりにてくてく行こうと思ったら電車が事故で動かなくなっていた。
赤や黄色で色づいた山々は厚みを帯びて、自然界のニットのように見た目に暖か。
中部地方の山について、調べてみようかな。