2011お正月メモ

12/31 母が作った紅白なますなどを食べる。『紅白歌合戦』から『行く年来る年』に切り替わる23時45分ごろテレビをつける。騒がしい感じからしんとした様子に切り替わる瞬間が好き。あと題字も。そこだけしばらく見て消す。
1/1 お節とお雑煮を食べて近所に初詣。父にもお節を少しお弁当箱に包む。寿司折も買って持っていく。
1/2 朝、ネコの優しいちゃんがいない。少し心配。午後、親戚まわりで岐阜へ。初めて一人で向かう。岐阜駅に並ぶタクシーに乗り高橋のおじさんの家を出てから長良川沿いに走る。川の向こうに見える山々はすっかり雪を被っている。「飛騨高山や白川村はどちらの方向ですか?」と聞くと運転手さんが答えた方向の山は確かに飛び抜けて真っ白ですくっとしていた。山肌が見える程度に雪がかかっている山の辺りは恵那だと言っていた。ずーっと車窓からあの景色を眺めていたかった。
祖母宅にて叔父叔母に会う。叔母お手製の美味しいお節をつつきながら叔父が最近通い出したオープンカレッジでの仏教学の話を興味深く聞く。帰宅後ネコにエサをやるも、優しいちゃんは来ず。心配になる。
1/3 兄が来たので一緒に雑煮など。むかえのアヤノちゃんに20年以上ぶりに会う。すっごく嬉しくなってしまった。アヤノちゃんの兄、トントンはガリガリだったのに今はデブデブだから見ても分かんないと思うと言っていた。びっくり。これから年末年始は会おうねと約束する。この日、優しいちゃんはやはり来ず。ただ来ないだけならば良いのだけど、ひどい皮膚病を持っている。ある時ネコのギャーっという声がしたので喧嘩かと表に出たら、優しいちゃんが自分のかゆみに耐えかねて泣き、飛び上がってクルクルッと三回転くらいしておしっこをジャーッとちびって目を見開きながら走り去った。私はただただびっくりして呪われたネコを見たような気分で、あのかゆみはいっそ死んでしまいたいくらいだと思っているに違いないと感じた。だから本当にかゆみで狂い死にしてしまったのではないかと思って気が気じゃない。優しいちゃんのかゆみがなくなりますように、100%でなくても良いので、半分、いや三割、つまりおしっこをちびらない程度にと祈りながら寝た。
1/4 朝、優しいちゃんはいない。チビやマッスグにエサをやりながら「優しいちゃーん」とささやいてももちろん来ない。こんな名前が良くなかったのかもとシンプルにネズミ色の「ネズ」に戻すことにする。バタバタと帰りの準備。と、帰るぎりぎりにネズはやってきた。ほっとしたよー。

あけましておめでとう、チビ。

ネコたちにもお正月スペシャルのかまぼこ。

おかえり、ネズ。