ごはん、生活、おいしいということなど

10.1

ひさしぶりの里山弘法山。台風のアト。
チクテのパンでワインでも明るいうちからどうかな?」ということで弘法山からトモコさんちに向かう。

チクテのパン、ほんとおいしい。もっちりな噛み心地、その度にやってくる香ばしさ。
そしてトモコさんのごはんも魔法をかけたみたいにおいしい。材料には一体何を使っているのかなぁと思いつつ、トモコさんの手が特別な調味料に思える。トモコさんは、何かを食べているか何を食べるかを考えてるかで一日の大半を過ごすそうです。

おいしく食べること、食物について話す。
ここ5年ほど続けていた食品通販をやめたこと。そこが唱える生産者支援の立場での展開について、どうしても、ずっとずっと先のことを思うと、そこに加わっていることに、ひっかかりが拭えない。まだ産まれていない人とかの未来。
通販を始めてからスーパーは補完的なものだったけれど、久しぶりに一からスーパーになった。でも生鮮食品の生産地表示を、いまひとつ素直に受け取ることができなくて、結局輸入食材店で「輸入国:フランス」というチーズや乾物がスムーズに買いものかごに入る。ひとりのときはパスタやチーズが増えた。ヒトと一緒にごはんのときは「笑いでガンは治ります」的な志向でオッケーにしてみたり。トモコさんは知り合いから野菜を買っているとのこと。

みょうがときゅうりの和え物。白ワインにぴったり。
この日はおいしいものを食べながら、食べることや生活することの考え方について話しをし、やんわり整理することができた。いろいろ思ってしまい料理することからしばらく気持ちが離れていたけれど、ようやっと戻ることができそう。。
チクテベーカリー