ゆたかであること


銀杏の塩煎り。秋だなぁ。なんてついうっかり口に出してしまう!
なんだかぺらぺらな感覚がひょいひょいとやってくる。銀杏を食べたら、秋なのでしょうか。葉が色づくのにときめいたら、秋を感じられているのでしょうか。ほんとのとこ秋をどれくらい知っているかなぁ。わたしどう思っているのだろう、秋のこと。
たくさん公演を観ているこのごろ。そういうの、ものごとに対するまなざしを複雑にしたり、するのかもしれない。考えごとも、きちんとできるようになるのかも、しれない。けど。考えとか意見とか、大切だけど、人間の人間たるとこ、ことばとか、そういうので目一杯に過ごすのは、やっぱりちょっと窮屈に苦しい。たぶんキャパシティがとてもちいさいのだろう。。
会場で気のおけない人に会い、終了後に食べたごはんが美味しいと、こころからほっとする。けんぜんな往復をしている気持ちになる。ことばと感覚と。はぁ。美味しいものよ、ありがとう。
むこうからはうったえてこなくて、こっちが気付かなければ通り過ぎてしまうような、風とか光とか温度とかそういうのに触覚を向けるようにしよう。

◎山メモ
ユーシン渓谷の通行止めは開通したとのこと。朗報朗報。
開通について→ 
鳳凰三山の頁は相も変わらずチャーミング。●鳳凰三山